花鳥虫魚

花鳥虫魚 · 4月 10日, 2024年
 花曇りの桜もわるくないが、晴天の桜はさらによい。  MM川。  中学生と小学生の姉妹だろうか、やって来てシートを敷く。自撮りの写真を撮ったり、持参の菓子を食べたり、並んで寝そべったり。姉はたびたび明るい笑い声をたてるが、妹のほうは物静かだ。近ごろ元気のない妹を思い図って姉が花見に連れ出したのかも…などと妄想を巡らしてしまう。  ☞
花鳥虫魚 · 4月 08日, 2024年
 AB川の満開の桜 ―。  馴染みの土手の辺りに落ち着けば、だいぶ人出もまばらになる。  老父を乗せた車いすを押す婦人、ジョギングする青年、犬を散歩させる夫婦、ランドセルを背負った子どもたちが歓声を上げながら駆け出す。二本杖を突いた老女がひとりゆっくり歩んでいく。   ☞  
花鳥虫魚 · 4月 04日, 2024年
 きのうの甲府の桜は満開だったけれど、こちらはまだ5~7分ってところ。  用事ついでに気に入りの近くの花見スポットをチェック。          ☞
花鳥虫魚 · 3月 23日, 2024年
 ついに。  晨之介4たびの復活はならなかった。  4年前にわが家に来て、3たびの冬眠-復活だったが、今回はとうとう目覚めず。  小さなカタツムリが足掛け4年生きた、ということ自体めったにないことだっただろうか。   行秋やでゞむし殻の中に死す  森鴎外                      ☞
花鳥虫魚 · 3月 05日, 2024年
 啓蟄。― とはいえ寒い。おまけに雨模様だ。  それなのに律義に暦どおり、わが家のヤモリが今年初のお目見え。生まれて間もないまま冬眠していたのか、まだ小さい。なんとまあいたいけな…。  辛れえ渡世よのう…。                     ☞  
花鳥虫魚 · 1月 12日, 2024年
 まったく実が生らなかった先シーズンと打って変わって、庭のピラカンサが去年の秋口からこれまでになくたわわに。  こりゃムクドリが喜んで食べに来るな、と思っていたら案の定。   ☞
花鳥虫魚 · 9月 27日, 2023年
 萩の花をちゃんと見てないなあと、ふと思った。  幸いテニスコートへの道からさほど外れていないところに市営の“万葉植物園”がある。萩は万葉集で梅を凌いでもっとも多く歌われている花だ。ちょうど咲いている時季だろう。  ☞
花鳥虫魚 · 9月 20日, 2023年
 彼岸の入り。  暑さ寒さも彼岸まで ― なんて言うけど、冗談はよしてくれ。暑い!  テニスコートへのOK川沿いの道。草いきれがたちこめる。  でも、夕方からは、少しだけ秋の気配が訪れるらしい。  ☞
花鳥虫魚 · 8月 28日, 2023年
 夏の終わり?  今年の夏は異常気象の近年のレベルをさらに超えている。7月の梅雨明け前から、そしてお盆をとうに過ぎた今日も酷暑がつづく。  それでも、たまに涼し気な風が流れてきて、ツクツクホウシが鳴きはじめる。桜の樹では、アブラゼミがカマキリに捕らえられた。   ☞
花鳥虫魚 · 7月 31日, 2023年
 横たわったまま元気のなかった一匹は、やはりそのまま死んでしまった。  翌日、庭の椿の根元に埋めてやる。  ☞

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