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おごり百人一首を編む

 

 

 自前の百人一首を編んでみた。

 百人一首といえば、小倉百人一首。これを暗記したのは小学生の頃で、もちろん意味もわからず丸覚えしたのだが、あらためて吟味するに、なんともつまらないうたが少なからずあるではないか。

 そこで身の程知らずにも、つい自前で選んでみようという気を起してしまったのだった。

 その御託と結果はこちらに。

        ☛ おごり百人一首 ― さらばをぐら百人一首

 

 気軽に取りかかってみたものの、百人の歌人を選出する、という作業は思いのほか大変。そのことに今さらながら気付かされる。

 第一、手持ちの資料だけでははなしにならない。さらに買い集めてもとても足りるものではない。図書館でも‘お勉強’を。挙句、古代から現代の歌人までスパンを広げなければ、とても百人はムリ、と思い知る。

 それでも、まあ、それなりに楽しめましたけどね。

 ではその一端を ―。

01 倭は 国のまほろば (たた)なづく 青垣 山(こも)れる 倭しうるはし       倭建命

25 年暮れて我が世ふけゆく風のおとに心のうちのすさまじきかな        紫式部

51 其子等に捕へられむと母が(たま)蛍と成りて夜を来たるらし           窪田空穂

75 草萌えろ、木の芽も萌えろ、すんすんと春あけぼのの摩羅のさやけさ     前登志夫

100 最後だし「う」まできちんと発音するね ありがとう さようなら      ゆず

 

 

 

 十分に読み込めてないのもあるし(いや、そればっかりか…)、たぶん、書き直したくなるところはぞろぞろでてくるだろうな。

 ま、ほんの酔狂、ということで。

 

 

 

 

 

 

 元旦。

 

 最小限のおせち。

 伊達巻と黒豆は手製。かぶの酢漬けは朝の即席。

 

 

 ぼっち正月。

 

 今年は、伊達巻と黒豆を先日母のところに届けただけ。

 

 

 

 お雑煮。

 かつお出汁に小松菜だけというのは関東風?

 

 

 

 

 

 

 

 

 おせちをすませると手持ちぶさた。

 

 ひまなので粘土をいじる。

 今年は新作にも取りかかってみますかね。