書画楽踊

書画楽踊 · 11月 17日, 2019年
 わが町奥座敷‘鐵の家ギャラリー’恒例のチャリティコンサート。  毎年、5月ごろには西山まりえ、11月には二十絃琴の第一人者、吉村七重が登場する。  定員50人。こんなインティメートな空間で一流の演奏を聴けるとは、つくづく幸せだ。  最前列に座る。ステージはないので、演奏者との距離は2メートル足らず。 ☞
書画楽踊 · 11月 09日, 2019年
 永井陽子の全歌集をゲット。  といっても、実物を入手したわけではない。歌集というのは、せいぜい数千部くらいしか出さないだろうから、リアルタイムで購入しないともう手に入らないことがおおい。 ゆふぐれに櫛をひろへりゆふぐれの櫛はわたしにひろはれしのみ 逝く父をとほくおもへる耳底にさくらながれてながれてやまぬ   ☞...
書画楽踊 · 10月 22日, 2019年
 本に巻き付いている帯 ― 腰巻ともいうが ―、購入したら外して見返しあたりに挟んでおくことにしている。そのままだと、いずれ日焼けして背表紙など原色が残ったところと焼けたところとにくっきり分かれてしまうからだ。  だが時に腰巻を取るとデザイン的にバランスを欠いてなんとも情けない姿になってしまうことがある。 ☞...
書画楽踊 · 8月 25日, 2019年
 ‘顔学会’の‘美人画研究会’に参加。  ‘顔学会’は、コンピュータ工学、歯学、心理学、美容・化粧、解剖学、芸術等々のジャンルが学際的に集まった会。1999年の国立科学博物館での「大顔展」を見て以来、興味を惹かれていた。  誰でも会員になれるとはいえ、なかなか敷居が高い気がしていたけれど、このなかに‘美人画研究会’というサークルが。 ☞ ...
書画楽踊 · 7月 25日, 2019年
 梅雨明け、間近? この夏はじめてのセミの合唱を聞いた。  夏のうたといえば、ガーシュインのサマータイム。  ひところ、このカバーの蒐集に夢中になった。とにかく他に並ぶものがないほど、バリエーションに富んでいるのだ。...
書画楽踊 · 6月 24日, 2019年
   奥井美紀という歌人が46~42年ほど前に上梓した3冊に、近作を合わせて改めて編まれた「地に湧く泉」という歌集を読む。驚愕。いまや殆ど知られていない人だろうが、こんなうたがあったとは!     母よいまあへがでわれを身ごもれな月かげあをく雪明りする     きらきらとまぐはふ父母はなげきなりわれを結びし雪の夜のごと  ☞...
書画楽踊 · 6月 15日, 2019年
 私の “ 彫刻作品 ” が、浅草ど真ん中の花川戸公園にある!  10年近く前、芸大の鋳造専攻のゼミの教授と生徒が、浅草小の子どもたちの粘土作品をブロンズにして巨石に埋め込むというコラボをした。  たまたま仕事上少し関わりがあってその場に顔を出したら、あんたもやってみたらということになった。 ☞  
書画楽踊 · 5月 18日, 2019年
 町の奥に鉄鋼会社が実験的に造った建物があって、ここで毎年、今頃の季節にチェンバロ、ヒストリカル・ハープの古楽器奏者、西山まりえのチャリティーコンサートが開かれる。  こじんまりした会場で、こんな一流の名手の演奏を間近に聴けるとは、なんという至福だろう。外からは風にさわぐ木々の葉ずれの音や鳥の鳴き声も聞こえてくる。 ☞
書画楽踊 · 5月 17日, 2019年
 ‘ 嘘をつくのは楽しい ’ といったのは作家の村田喜代子だったか。  「鵙屋春琴伝」という書を ‘ 捏造 ’ して、それを元に書いたという体裁をとったのが「春琴抄」。谷崎はこれを書いていたときさぞ楽しかっただろうなあ。 ☞
書画楽踊 · 3月 11日, 2019年
 石川直樹が石川淳の孫だってことを書いたら、石川淳のことをとても書きたくなった。  はたち前後に、もっとものめりこんだのは、石川淳と澁澤龍彦だった。  太宰や安吾、織田作とともに戦後の無頼派、なんていわれるけど、ちょっと違う。  ☞...