横浜人形の家の展示更新手続き。 ミニチュアアートの企画展を案内してもらう。 雛道具、ドールハウス、昆虫標本、水槽のクラゲ、スルメイカの干物…。 ミニチュアが垣間見せるパラレルワールド。そういえばアリスは体が小さくなって不思議の国に入っていったのだったな…。 ☞
声ってその人の魂の色が出るじゃないですか ― と宇多田ヒカルは言った*。 小暮はなに惹かれるのは、曲や歌詞にもよるけれど、まずはその歌声だ。小暮はなの‘魂の色’はなにか。 下北沢ラ・カーニャでのライブ。6月に出すというアルバムのレコーディングがほぼ終わったばかりのせいもあってか、これまでと比べても出色のライブだった。 ☞...
横浜人形の家の展示手続きのあと、河村目呂二の生誕140年記念企画展を見せてもらう。 ‘目呂二’は2歳年上の竹久夢二とメロディの語呂合わせなのだとか。 目呂二人形は夢二の美人画と並び称されたというが、残っているのは数少ない。楽譜の表紙イラストや招き猫なども。忘れられかけているけれど、洒脱で小粋な作家。 ☞
ふと首尾を巻いてみる気になる。連句である。 連句と言えば蕉風以来‘歌仙’と相場が決まっている。都合36句。だが付き合ってくれる連衆もなく独吟だから、歌仙ではいささか荷が重い。首尾にしよう。初折裏と名残表を抜いた12句。これなら手軽だ。 雑事の合間々々にメモを連ねてその日のうちにほぼ巻きあがる。すなわち下記のごとし (≧▽≦);
プチギャラリー展示の更新に人形の家へ。 「たたかいと人形」という企画展。戦時下の人形。こんな形で駆り出される人形たちの姿を見るのはいたたまれない。 小規模で地味ながら、意欲的な展示。若い学芸員さんの企画だそうです。 ☞
プチギャラリー更新の手続きに人形の家に。 藤村紫雲、岩村松乾齋(四代目東光)両師の市松人形の展示販売会。 ふたりとも在室していて親しく話を聞く。眼の入れ方の角度について、桐のおが屑が入手しにくくなっていることについて、‘東光’の名が常に使われたわけではないことについて等々…。 ☞...
昨年の暮れに美智子上皇后の歌集が上梓された。 この歌集には昭和43年から平成30年までの歌が収められている。 皇室に嫁いだ昭和34年から平成8年までの前歌集「瀬音」や、歌会始など宮内庁のホームページに発表されたものは収録されていないから、第二歌集というよりは第一歌集の拾遺にそれ以降の作を合わせた歌集と言うべきだろうか。 ☞
ラジオ放送開始100年の今日、音楽放送を振り返る特番がNHK・FMで流れる。 服部幸三と皆川達夫の「バロック音楽のたのしみ」、小泉文夫の「世界の民俗音楽」、油井正一の「アスペクト・イン・ジャズ」、渋谷陽一や坂本龍一らの「サウンドストリート」…。 70~80年代はFMが音楽文化の水先案内役。音楽情報は殆どラジオから仕入れた。 ☞
レコードの‘ジャケ買い’などはいまや死語だろう。 電子書籍がのさばりつつある今日、本の装幀なども衰退の一途をたどるのだろうか。そんな危惧と若干のノスタルジーで、自分の蔵書のなかからお気に入りの本の装幀を装幀家ごとに記録してみた。一応 横尾忠則まではほぼまとまった。興味がおありの節はご笑覧あれ。 ☛ 装幀つまみ喰い その一 ☞
「横浜人形の家」展示更新手続の後、神谷町に。 ホテルオークラ内の大倉集古館で志村ふくみ100歳記念回顧展が催されているのだ。 野趣の窮みの洗練。「野の果て」と題された着物はなんと令和5年の作。紫根・紅花・春草で染められグラデーションをなす繊細極まりない紬。“命を頂く”とか“恩寵”という言葉が素直に腑に落ちる。つい溜息が出る…。 ☞