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頸部脊柱管狭窄

 

 

 寝違えのようなものだろうと高をくくっていたのに、何日も痛みが治まらない。

 一進一退でヨガや太極拳くらいならできる時もあるけれど、とうとう診察を受けることに。MRIまで撮られて、診断は頸部脊柱管狭窄症。

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 あとでネットであれこれ検索してみると、この症状を引き起こす典型的な原因として、長時間の屈んだ姿勢での作業や俯いてスマホを見続けることが挙げられている。

 だが、MRIの画像を見た整形外科医は、そんな一般的な例に触れることなく、自分の椅子の背もたれを倒して、こんな姿勢で長いこと本を読んだりしてきたのがいけないんです、となんの迷いもなく断言した。

 これには畏れ入った。まさにどんぴしゃの図星で、帆布のリクライニングチェアで、その姿勢で本を読んだり昼寝したりするのが長年の日常習慣だったのだ。おまけに就眠が日を跨ぐのが常で、下手をすると夜明け直前などということもあって、そのあとテニスとかヨガとかの予定が入っていると最悪2時間くらいしか寝ていないということになる。こんな日の‘昼寝’はいきおい自ずから数時間に及んでしまう。

 (この医師は、たしか17年前にアキレス腱を完全断裂した際、手術なしで完治させてくれた人。名医なのかな…?)

 

 ぐぅの音も出ず腑に落ちたのは指摘されたとおりだが、もちろん一般論的な原因にも思い当たるところが多々ある。

 人形づくりの作業などはその最たるもので、髪の植え込みなどは終日の作業が1か月以上続く。原型づくりなど、分かっていながら、ついずるずると作業に区切りをつけるのが0時過ぎになるのはざらだ。

 パソコンを見る姿勢も要注意だ。画面が目の高さになるのがよい、というので、とりあえず箱の上に乗っけてみた。これはこれでマウスのスペースも広くなっていいかもしれない。(でも、こんなブログをだらだらと書いたりしているのがそもそもいかんのかも…。)

 リハビリの日時まで設定されてしまった。こじらせると大変なことにもなるようだから、少し真面目にやりますかね。長島じゃないけど、こういうルーチンができるのは、まあちょっと楽しみでなくもない。