昨年の秋口からアマゾンを名乗るフィッシング
詐欺を目論むメールが何度となく送られてくる。
― と思っていたら、もっぱら『アマゾン』だったのが、2月頃から発信元を次から次へと変えて(下手すると一日に何通も)送り付けてくる。
これは『楽天銀行』から。なにっ、“カード利用のお知らせ”だと! なんと、35万円も使っておるじゃと!! ☞
これは実際に本物の楽天銀行が送るメールのフォーマットをそのままコピーしているらしい。なので、日本語もおかしくはない。(でも、ロゴがちゃんとしてませんな。) さいわい、楽天銀行とは取引がなかったけど、ちょっと一瞬あせった。
『Microsoft アカウントチーム』。
“…アカウントのセットアップを完了するには、このメールアドレスがご本人のものであることを確認する必要があります。”
“次のセキュリティコードの入力を要求されることがあります:8129”
うーん、もっともらしい。ちょうどパソコンを換えてセットアップに四苦八苦していた頃だったから、あわや引っかかった可能性大。(さいわい、J:comiに丸投げしていたから無視して助かった。)
『ヤマト運輸』。
“…重要な荷物が届きましたが…お客様がこの荷物の受取人であるかどうかを確認したく、ご連絡させていただきました。”
これは、行換えなんかのレイアウトがすごく変。
ほかに『SAISON カード』、『三菱UFJニコス』、『SBJ銀行』、『lifeCARD』、『VIEW』、『神奈川銀行』、『PayPay銀行』、『広島銀行』、『TS CLUB CARD』、『三菱UFJ銀行』など。
こうしてみるとカード会社と銀行が多いですね。実際にそこに口座があったりすると引っかけやすいのかも。数打ちゃあたる、と思ってるんですかね。(でも、『神奈川銀行』も『広島銀行』も文言がまるで同じなのがおかしい。)
迷惑メールに自動的に入れようにも、アドレスを毎回変えてくる。面白がってもいたけど(“…お客さまのセキュリティサービスに増加してから「振込・振替」サービスを制限解除させていただきください。”???)、だんだん鬱陶しくなってきた。『アマゾン』のメールなんか、ちかごろ手抜きになってきて時々件名がついてなかったりするぞ。
しかしたまたまなにかの拍子にタイミングがあったりすると引っかかっちゃったりするんですかね。(オレオレ詐欺なんかも、まさか自分が、ということが多いというし)
くわばら、くわばら。