世間はクリスマスイブだけど、今日は今年最後の魚さばき講座。
魚はこの講座初の八角(ハッカク)。個人的には数年前にやったことがあって、たしか‘お魚顔面シリーズ’の第一弾としてこのブログにも載っけたんじゃなかったかな。
顔だけ見ればなかなか可愛いですね。しかし… ☞
全身的にはいささかグロい。(背びれもビローンと広がるんだった。撮り損ねちゃいました。)
ウロコもないかわりに皮は硬くてトゲトゲとしている。下手に掴むと痛い。
これは美味い!
ぎとぎとに脂がのっているのに、いやみがなくて上品な味。美味トップ5、いやひょっとしてナンバーワン?かも、と思ってしまうくらい美味い。肝がとれたのも嬉しい。
塩焼きにしても美味し。食感は銀ムツに似ているかな。
残った皮をさらに焼くと香ばしくて日本酒にぴったり。
捌くのに庖丁を使うまでもなく、皮は手でバリバリと簡単に引き剥がせる。これを素揚げして塩を振っても美味い。ポテトチップのようにボリボリと食べられます。
骨でだしをとった潮汁もけっこうでした。
つかいでのある魚ですね。
ハッピー クリスマス!