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ドールワールドフェスティバル2022

 

 久々のドールフェスに出展するから遊びにいらっしゃい、とわたべ先生から案内ハガキが届く。

 超現代的に改築された浜松町の産業貿易センター。いや、変わったのは入れ物だけじゃない。ブースはやたらにぬいぐるみ系が目立つ。ひと頃‘人形界’を席捲したゴスロリなんてまったく見ない。そういえばフィギアも。ましてビスクドールなど見る影もない。  ☞

 午前中、ぬいぐるみ系のブースによってはファンが押し寄せて大変な人だかりになったそうだ。SNSで固定ファンがつくらしい。いわゆる‘押し’か。ぬいぐるみ人気は今に始まったことではないが、テディベアとかゴマアザラシのような一点に集中した人気ではなくごく細分化されたものらしい。

 終了後、センター内のこじゃれた魚料理屋で、名潟さん(仮名?)が“ほら”といってスマホで撮った写真をみせてくれる。これがすごく人気があったやつ、それからこっちはあんまり人がきてなかったやつ、と次々に写った人形は同じ作家のものといわれても区別できそうにない。値段もまあほどほどのようだ。

 作るのにひどく手間のかかるものとか、その結果気軽には手の出せないような値がつくものとかは敬遠される傾向にあるのかもしれない。そういえば制作用の素材を扱うブースも少なかったようだ。“和の材料もぜんぜんなかったわねえ”と久舞さん(仮名?)がいう。

 

 

 

 浜松町駅までの歩行者デッキからの夜景。

 東京タワー。

 ひとつだけ出展されていたドールアイのブースで買った22ミリの目玉。

 もうぜったい使いきれないくらいあるんだけどね。つい。

 

 そろそろ自分の人形たちの行く末も考えなきゃねえ…。