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晩秋の酒房 童泉坊

 

 晩秋って ― もう立冬だし、季語的には陰暦九月のことらしいけど、気象庁的には今頃ですね。

 秋といえば、まあ、秋刀魚。とーぜんの塩焼き。さらにたたき()。生姜、黒胡麻、七味なぞを薬味に。

 そしてこの時季の知られざる逸品は生海苔。

 まず絶対のお勧めは味噌汁!()こりゃ、味噌汁の具選手権の優勝候補かも。 ☞

 

 

 生海苔はちょうど今くらいから採れはじめて春先まで収穫される。でも香りも柔らかさも絶品なのは新海苔といわれる今。

 酢の物にしてもうめぇ~~。

 秋の味覚もうひとつは、“もってのほか”。

 食用菊の酢漬けです。

 とんでもなく旨いので“もってのほか”と名付けられたという説がもっぱらだけど、まあ、意外なほど旨いものではあるが、でも、そこまで言うか?

 愚考するに、天皇家の家紋である菊を食っちゃうなんて“もってのほか”だ(でも食っちゃうもんね)、ということだろうとにらんでいるのだが、ネットを見てみたら、やはり同意見がいくつかあったな。

 

 栗ご飯。今年は日和って「栗ご飯の素」でつくった‘なんちゃって’栗ご飯です。

 でも、そのままだと栗が少なくてさみしいので、3合用だけど2合にして、さらに!スーパー凄幽で購入した甘栗(¥398)を投入! 渋皮付きなので、黒いのはそれ。見た目は悪いけど。でも味的にはまったく問題なし。栗ご飯はこれからこれでいけるんじゃないかな。

 

 

 とはいうものの、やはり生栗を剥いて炊き込んだ、あのほくほく感とはちと別物ですなぁ。

 栗本来の甘みともまた違うしな。

 

 ま、来年はがんばりませう?

 

 

 

 

 

 

 

 庶民的松茸 (^。^)y-.。o○。

 

 

 

 

 いうことありませんなぁ…。