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かぶをあげる

 

 冬になると野菜が美味しくなる。

 とくによいのは蕪。

 大根もいいけど、蕪の甘みはなんとも幸せな気持ちにさせてくれますなあ。

 で、これは甘鯛のかぶら蒸し。かぶをおろしたのに卵白をまぜて甘鯛にのせて蒸す。とろみをつけたくずあんをかけて食す。うめ~。魚は金目などでもよし。 ☞

 

 かぶの肉詰め蒸し。かぶをくり抜いた中に鶏の挽肉を詰めて蒸す。やはりくずあんをかける。

 でもレシピ本にあったのでやってみたけど、いまいちだな。

 そもそも、実に食べにくい! それにくりぬいたかぶの使いみちに悩むではないか。こんなこじゃれたものをつくるくらいなら…

 

 

 かぶのそぼろ煮、のほうがよほどよろし。こちらのほうがずっと簡単でうまい。

 鶏肉じゃなくて海老を細かくしたのとか、カニ缶をぜーたくに使ったりするのもよさそうじゃのう (*´ω`*)

 

 

 

 新聞の料理記事に載っていたのを、てきとうにアレンジして(というか、たまたま手元にあった材料を代用して)、スズキのオイスターソース煮。

 小麦粉をまぶしたスズキをフライパンで炒め、かぶ、その他をぶち込んでオイスターソースを入れた煮汁で煮る。やっぱりとろみがあったほうがいいな。冬だからね。

 

 かぶの酢漬け。

 酢に漬ける前に塩を含ませるところを塩麹でやってみた。やわらかい味になって、これはこれでgood。

 ゆずの皮の千切りがあるのとないのでは、だいぶ雰囲気がちがいますね。

 

 

 しかし、かぶの隠れた必須メニューは、なにを隠そう、ぬか漬けである (≧∀≦)

 もっとも、これは近所の八百屋お手製のものですけど。新型コロナ対策の免疫力アップにもいいぞ。

 

 で、しめはやっぱりこれだな。

 かぶの味噌汁。

 この時期、味噌汁の具は、ワカメ(新物)、なめこ、等々なににするか、まことに悩ましいところではあるが、やはりかぶは捨てがたい。味噌は麦味噌などとの相性がよろしゅうございますな ( ^ω^ )