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道の千草 - 晩秋篇

 

 テニスコートへの川縁の道の千草。

 確か去年の6月にも様々な野花が咲いているとブログに書いたけど、10月の花もなかなか。

 初夏にもあったのが、しぶとく今もまだ咲いていたりもする。さすが野生の花ですね。

 名前もいくつかは分かるけど、ほとんどは見当もつかない。そのうち最近手に入れた野草図鑑で調べてみますかね。 ☞

 花といえば、詩人や歌人はさぞ精通しているだろうと思うのに、必ずしもそうでもなかったりするらしい。

 この7月に亡くなった現代短歌の巨人 岡井隆は、河野裕子の証言によると、“あの人スイートピーも知らないのよ”だったとか(夫の永田和宏談「短歌」10月号)。

               ちち     わか              ま

歳月はさぶしき乳を頒てども復た春は来ぬ花をかかげて   岡井隆

 

 でも永田は、この‘花’がなにかの固有名詞ではだめで、‘花’だからこそ普遍性・愛誦生を獲得しているのだ、といっている。なるほど。

 

 (そういえば、友人の学者で小説家でもある詩人も、花や野菜の区別ができないと御令室のブログで暴露されていたな…)