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青春の蹉跌…

 年末にあちこちをほじくり返していると、若気の至りというほかないものが亡霊のように出現する。

 咀嚼もできないくせに背伸びして入手した書籍や音楽なら、まだこれからリベンジすることができる(!)かもしれないけど(??!)、ぜったいに似合うはずがない服のたぐいは、ただただほろ苦い思いに襲われるのみである。

 で、これはイタリア製のネクタイ。 ☞

 確かまだ大学生のとき買った。もちろんこれに合う服なんかもっていなかったはずだし、第一こんなんを着こなせる日本人っておるかっ!?(それでも無理して何回か締めたんだったかな…)

 

 白いスーツ。

 いつ着るんだ、これ。

 社会人になってからだったと思うが、これを着て通勤電車で出勤は、ちと痛いね。

 結局、ほとんど着ないまま、気がついたら虫たちにとってよほど美味だったのか、無数の虫食いができていた。

 イタリア製の革靴。

 これは痛い。いや、実際に。

 あちらの人の足というのは、幅狭なんだろうか。とにかく窮屈で、それでも頑張って結構履いたな。もしかしたら学生だったかな… (;゚Д゚)  靴のうえは何を着てたんじゃろ (-_-;)

 絨毯のうえしか歩かない人用なのか、靴底が(もちろん皮)つるつるに磨き上げられていて、駅(東京駅だったような気がする)だかの階段を降りていたら、階段の角にその靴底を乗せたところで滑り、立ったまま何段かがたんがたんと滑り落ちて、あれは恥ずかしゅうございました。 ああ、青春の蹉跌…。