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婀房味噌和え

 

 いちおう、創作料理。まあ、どこかで誰かが同じようなことをすでにやっているかもしれないけど。

 調理はいたってかんたん。

 アボカドと味噌を合わせてペースト状にし、そこにいろいろな具を和える、だけ。

 アボカドと味噌はすごく相性がいい、と思う。 ☞

 味噌の分量は、アボカドの種の窪みに収まるくらいが目安。(見た目的には薄い色の味噌のほうがきれいに仕上がる。でも、水飴が入っている西京味噌はだめ。)

 アボカドと味噌を庖丁でたたいて混ぜ合わせてペースト状にする。鯵のなめろうをつくる感じですね。アボカドは完全に潰さないで少し塊が残るくらいが私の好み。

 あえる具材は適当。お勧めは、エビ等の海産物(-甘エビ、ホタテなんかもよさそうだ)。ナッツ類(ここではカシューナッツ、松の実、銀杏。-クルミもいいね)。茸類(舞茸。-ブナシメジ、エノキ、きくらげなども)。意外に相性抜群なのがミニトマト。絹さやは彩り的に入れたけど、味のうえではあまり意味がない。

 エビ、舞茸(これらには塩味をつける)、銀杏は、炒めるか焼くなりして火を通したうえで、もろもろの具材をアボカド+味噌ペーストに混ぜ込む。アボカドの皮(大匙で実をえぐり出せば皮はきれいに残る)に盛りつければ、食べやすいし、なかなかおしゃれなかんじに。客料理にもなりそうだ。さらに意外にもレモン汁をちょっとかけると、乙な隠し味になる。

 名付けて "婀房味噌和え" 。是非ご賞味あれ。

 

  アボカドを湯葉(汲み上げ湯葉)にかえて同じ手順で調理すれば、まったく違う風味の料理になる。おなじ大豆由来だから、湯葉と味噌との相性がいいのは当たり前ですね。

(こちらはレモンはあまり合わないかな。)

 

 

 秋らしく、栗ご飯。 "栗ご飯の素" で炊いたなんちゃて飯ですけど。

 

 とはいえ、あさっては立冬。

 もう来年だ…。

 

 

 

 きのうにつづく雲ひとつない青空