鍋釜庖丁 · 7月 07日, 2019年 甘ったい 魚顔面シリーズ第5弾! 甘鯛。 君、それで前が見えるんかね。 ☞ 甘鯛の旬は冬で、“鮎が出ると味が落ちる”と言われているそうだ。(築地魚河岸60年 伊藤勝太郎「魚の目きき」) うーむ。だから安かったのか。 でも、刺身にできるというので、挑戦。 甘鯛の身は柔らかい。 でも、ま、なんとか。 旬を外れているというけど、まあまあじゃないですか? 刺身は半身だけ。 半身は頭をつけたまま焼く。 うん、こちらのほうがおいしゅうございますね。 続いて第6弾! そい。 これは、さばき方講座でもやったな。 “東京では馴染みがうすいが、北日本では食用魚として人気がある。”“刺身にしてもいいですし、塩焼きや煮ものにしてもおいしい。いい魚です。”(八百膳 栗山善四郎「四季の魚料理」)本当か? ネットで調べると、‘北の鯛’といわれる高級魚で、相場は1尾1500~3000円とか。おいおい、これは400円だぜ。 それでも魚屋のおっさんが刺身にできるよ、というので、ま、やってみることに。 “くせのない淡白で上品な味” ? そーいえないこともないけど、なんか物足りないですね。 やはり、半身を焼き魚に。 まあ、まずくはないけど、特にうまい、というほどのものでも…。 本来のこの魚の味ではなかったのかな? おまけ。 ホヤ。これは旬ですね。 うっかり庖丁を入れると、水が飛び出してきて台所がたいへんなことになる。 酢の物と塩辛。 けっこうなお味でした。 tagPlaceholderカテゴリ: